K3、遠賀川河川敷サイクリング道路を往く

大規模自転車道
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遠賀川河川敷サイクリング道路は、福岡県飯塚市新立岩から福岡県直方市大字下境までを結ぶ12.2kmの大規模自転車道です。一貫して河川敷を走る軽快な道で距離もコンパクト。2023年3月19日走破。

遠賀川河川敷サイクリング道路の基本情報

正式名称は福岡県道474号飯塚直方自転車道線
通称遠賀川河川敷サイクリング道路
昭和58年(1983年)に全線12.8km(現地標識は12.2km)が完成。大規模自転車道指定要件の一つに距離20km以上というのがあるようなのですが、明らかに足りていません。

起点福岡県飯塚市新立岩(新飯塚橋東詰北)
終点福岡県直方市大字下境(勘六橋東詰下)
大規模自転車道とは?

起点はJR九州福北ゆたか線新飯塚駅から750mほど。博多駅からでも1時間かからない程度。終点は平成筑豊鉄道伊田線あかぢ駅から750mほどですが、利便性考えると2km先のJR九州福北ゆかた線直方駅を利用したほうが良さそうです。

福岡県飯塚市新立岩の新飯塚橋東詰北の堤防道路脇を起点とし、遠賀川右岸河川敷を北上し下ってゆきます。遠賀川に掛かる幾つもの橋と2本の鉄道下を潜り、直方市大字下境の勘六橋下の終点に至ります。

終点において直方北九州自転車道と接続します。

遠賀川河川敷サイクリング道路を走る

有給挟んで4連休にした春分の日、どこか行けるところは無いかと探していたところ、発見したのが旅行会社経由のJR西日本「直前割」キャンペーン。乗車便指定があるものの大阪博多のぞみ往復に一泊宿つき19,500円、旅行支援で3,900円割引、更に地域クーポン2,000円が付いて実質13,600円、これは行くしかねえということで福岡です。

一時期病禍で空気ばかりを運んでいた鉄道が振興策に格安キャンペーンを連発していましたが、今後は落ち着くことでしょう。ちょっと残念ですが良いことです。

福岡には5本の大規模自転車道があるのですが、遠賀川沿いに3本が接続する形で集中しており、1日でここを走り切るスケジュール。最初がこちらの「遠賀川河川敷サイクリング道路」です。博多から1時間、新飯塚に降り立ちセットアップ。

地方おなじみワンマン電車で新飯塚へ、そのまま乗ってると終点まで
新飯塚に降り立ちセットアップ

起点は新飯塚から750mほど。現地近くまで来ると起点はすぐわかりました。

めっちゃわかりやすい入口表示
見所含めて案内板も完備

早速走り始めます。距離が距離なのでサクッと終わる予定ですが、なにせ後が詰まっている。焦ってるといきなりサイコンがトラブったりして30分ほど無駄な時間を食いました。

河川敷に降りていざ出発
河川敷の景色はこんな感じ
埋込式の距離標によると12.2km
現地に立ってた案内図も同じく12.2km

公式サイトのPDFによると12.8kmなのですが、現地標識は12.2km。時系列的には当然公式サイトPDFの方が新しいので、直方北九州自転車道を整備した際に計測し直したか基準が変わったかしたようです。600mってなかなかの距離ですけど。

道の方は整備状況も上々、特に荒れているようなこともなく気分良く走ります。……と言いたいのですが、この日は向かい風6mというなかなかの逆境で少々ペダルは重い。

真新しく整備し直された道と開けた景色
筑豊本線の鉄橋
度々広がる黄色の絨毯が目を楽しませます
WC表示なども必要に応じ充実
こちらは平成筑豊鉄道伊田線、年季の入ったレンガ橋脚

背の高い障害物もなく、広々とした河川敷の景色を眺め、橋を潜り進むと、あっという間にゴールの勘六橋です。なにせ12kmちょいしかない上にひたすら河川敷なので。

勘六橋を過ぎた終点ポイント
文字が消えかかってますが終点を示す0.0kmの距離標

以上にてサクッと遠賀川河川敷サイクリング道路を終了。引き続き、直方北九州自転車道を走ります。

遠賀川河川敷サイクリング道路のまとめ

終始河川敷を走行し、視界も広く道路の交差も無ければ当然信号もなく、迷いようもないので非常に走りやすいよい道です。が、いかんせん短く、見所も特にないので直方北九州自転車道とセット扱いの感が強いです。というか、3自転車道の中で明らかに扱い小さいですし。

単体だとわりとコメントに困りますが、メンテナンスもしっかりされてる良い道ではあると思います。地元の皆様の自転車用ショートカットという感じがしますね。

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